コンウェイとピーターの狭間で

ずっと放置しつつQiitaに移ったりしていましたが、スマートホームについて書いていこうかと

Chocolatey で間違ったインストーラが実行される??

Chocolateyはみなさんご存知ですよね?

Windowsにおけるapt-get、yumのようなパッケージ管理ツールです。 開発用ツール群なんかはこれを使うと簡単にまとめてインストールできるので便利に使っています。

さてさて、前回の記事(http://banban525.hatenadiary.jp/entry/2015/06/03/213255) でOutlook MessageIdTools AddinのChocolatey用パッケージを作るつもりと書きました。 そのパッケージを作っていたのですが、どうも挙動がおかしい・・・。

1.1.2のパッケージを作ってインストールしても、1.1.1のインストーラが実行されてしまいます。 よく見ると、1.1.2のインストール中はダウンロードが走ってないような・・・。

さらに調べてみると、Chocolateyはインストーラのキャッシュを持っているらしく、 %TEMP%Chocolatey に古いインストーラが残っていました。

要するに、Chocolateyは過去にパッケージをインストールしていて、アンインストール後に違うバージョンのインストールを行っても、 初回のインストーラが実行される・・・ような動きです。

そんなわけあるかーい、なので勘違いであってほしいのですが、 GitHubのIssuesにも一度バグが起票されて、修正しない扱いになってるようですね。

[BUG] Chocolatey install command (not update command) uses an older cached installer even when upgrading · Issue #522 · chocolatey/chocolatey · GitHub

う~ん、私のパッケージのつくり方の問題ですかねぇ。

期待しているツールだけに、バグではないことを祈ります。